成人式の写真はいつ撮る？前撮り、後撮り、当日撮影のメリット・デメリット

「来年はいよいよ成人式。楽しみだけど、成人式の写真っていつ撮ればいいのかな？」

一生に一度しかない成人式だからこそ、記念写真にもこだわりたいですよね。満足のいく写真を撮るためにも、「いつ撮るか」を事前に考え、余裕を持って撮影に臨めるようにしておきましょう。

今回は、「前撮り」「後撮り」「当日撮影」それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

「前撮り」のメリット・デメリットは？

前撮りのメリット

家族みんなで写真を撮る場合、前撮りだと「予定を合わせやすい」というメリットがあります。

たとえば、年明けに受験を予定している兄弟姉妹がいる場合、成人式の数ヶ月前に写真撮影をしておくなど、家族の都合に合わせて柔軟に実施できるのがポイントです。早めに前撮りした写真を、年賀状に使用できるのも魅力ですね。

また、4月〜6月ごろであれば、庭園・公園などで屋外撮影（ロケーションフォト）を撮るのにも適しています。暑くもなく、寒くもない時期なので、体調管理がしやすいのもいいところです。

さらに、前撮りで振袖・ヘアメイクを試しておくことで、成人式当日の予行演習になるという意外なメリットもあります。振袖・髪型にとことんこだわりたい方は、前撮りで予行演習をしておくといいかもしれませんね。

前撮りのデメリット

前撮りのプランによっては、費用がかさんでしまうのが悩みどころです。また、着付け・ヘアメイクを2回することになるので、めんどうだなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

メリット・デメリットのまとめ

▽メリット

• 家族と予定を合わせやすい
• 撮った写真を年賀状に使える
• 4月〜6月ごろの前撮りなら、屋外でのロケフォトも楽しめる
• 成人式当日の予行演習になる

▽デメリット

• 着付け・ヘアメイクを、前撮りと当日の2回する必要がある
• 前撮りプランによっては、費用が高くなってしまうことも

「当日撮影」のメリット・デメリットは？

当日撮影のメリット

成人式の当日に写真撮影をするメリットとしては、なんといっても「着付け・写真撮影などを1日でまとめてできる」という点があります。着付け・ヘアメイクなどの費用も1回分で済むので、金銭的にもお得ですね。

「成人式と写真撮影を別日にやるのはめんどう……」という方や、「予定は一気に済ませてしまいたい！」という方には当日撮影がおすすめです。

当日撮影のデメリット

当日撮影のデメリットとして、「予定が1日に集中するため、バタバタしてしまいがち」という点があります。着付け、ヘアメイク、写真撮影、成人式、同窓会……など、次から次へとやることが出てくるので、写真撮影にこだわりきれないまま終わってしまうかもしれません。

また、前撮り・後撮りよりも振袖を長時間着ることになるため、着慣れない方は疲れてしまう可能性もあります。

メリット・デメリットのまとめ

▽メリット

• 着付け・写真撮影などを1日でまとめてできる
• 着付け・ヘアメイクが1回で済む
• 写真撮影をした衣装・ヘアメイクのまま、成人式に直行できる

▽デメリット

• 予定が1日に集中するため、バタバタしてしまう
• 振袖を長時間着るため、疲れてしまう可能性がある

「後撮り」のメリット・デメリットは？

後撮りのメリット

成人式の当日以降に撮影をする場合、春休みなどの長期休暇中にゆっくり撮影できるというメリットがあります。成人式に出席した際に、ほかの人のヘアスタイルや振袖を見ておいて、写真撮影の参考にする……なんてことができるのも隠れたメリットです。

また、前撮りと同様に、4月〜6月ごろにかけて屋外での写真撮影を楽しめるのもポイントです。「新たな門出を祝う」という意味で、桜が満開になる時期にロケフォトをしてみるのはいかがでしょうか。

後撮りのデメリット

成人式当日とは別に、着付け・ヘアメイク・撮影のスケジュールを考えておく必要があります。もちろん、費用も成人式当日とは別にかかりますので、予算や手間に負担を感じる人にはあまりおすすめできません。

また、時期によってはまだ肌寒い可能性もありますので、気温には注意しておきたいところです。

メリット・デメリットのまとめ

▽メリット

• 春休みなどの長期休暇中にゆっくり撮影できる
• 4月〜6月ごろにかけて、ロケフォトを楽しめる

▽デメリット

• 着付け・ヘアメイクの準備を2回する必要がある
• 時期によっては、まだ肌寒い可能性も

【まとめ】「いつ撮るか」をよく考えて、満足できる写真撮影に

成人式は、お正月や学期末試験などのために、意外と見落としてしまいがちなイベントかもしれません。しかし、20歳という節目を写真に残しておくことは、やはり特別な思い出になるものです。

ぜひ「いつ撮るか」をよく検討して、満足のいく写真撮影にしてくださいね！