赤ちゃんとママの健康のために、必ず受診を。「1か月健診」を受けるときの基礎知識

赤ちゃんとの生活に慣れ始めたころにやってくるのが「1か月健診」と呼ばれる健康診断です。

赤ちゃんが無事に成長しているかを確認するのはもちろん、「ちゃんと子育てできているのかな……?」といった新米ママの不安を解消するのも1か月健診の役割といえます。

どんなことをするのか、事前に確認して有意義な健診にしましょうね。

1か月検診はなんのためにするもの?

pixta_14949271_M_re

かわいい赤ちゃんが誕生して1か月。出産という大仕事を終えたママたちが、これからの子育てに目を向ける時期がやってきます。

そこで気になる始めるのが、赤ちゃんの成長についてです。

「体重は増えているのか?」「ミルクは足りているの?」「夜泣きがひどいのはどうして?」などなど、特にママはほとんどの時間を赤ちゃんと過ごしているだけに、いろいろなことが気になり始めます。ネットで情報を得ることはできても、自分の子が順調に成長してくれているのかどうかは、なかなかわからないものです。

1か月健診は、そんな不安・悩みを解消してもらえる良い機会だと考えるとよいでしょう。

赤ちゃんの成長についてだけでなく、育児についての悩み相談に応じてくれる病院もたくさんあります。せっかくの機会ですから、赤ちゃんとの外出を楽しみつつ、これからの育児の指針・ポイントを得てくるとよいでしょう。

健診の内容は?基本的な項目をチェック!

pixta_12066502_M_re

基本的には、下記のように体重・身長の身体測定を行ったあと、問診を行います。

  1. 体重、身長、胸囲、頭位の測定
  2. モロー反射(大きな音にどう反応するかなどをチェックする診断です)
  3. 問診・育児に関する相談

上記以外にも、ビタミンシロップの投与や、内臓の検査などが行われます。なお、授乳回数、便の状態などを記録している際には、そちらの記録を持って問診に望むといいでしょう。

【参考データ】生後30日目の身長・体重は?

生後30日目の身長・体重について、参考となるデータを記載します。
※こちらのデータはあくまでも参考・目安です。実際は、身長・体重ともに個人差が見られます。

    • 男の子:身長48.7~57.4cm 体重3.00kg~5.17kg
    • 女の子:身長48.1~56.4cm 体重2.90kg~4.84kg

※出典: 厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」

1か月健診に持参したほうがよいものは?

pixta_13814462_M_re

一般的に、1か月健診に持参したほうがいいのは下記のものです。

  • 母子手帳
  • 診察券
  • 赤ちゃんの健康保険証
  • 授乳に必要なもの(哺乳瓶、ミルクなど)
  • 赤ちゃんの着替え
  • おむつ
  • 無料受診券(自治体によっては発行していない場合もあり)
  • 乳幼児医療証(自治体によっては発行していない場合もあり)

自治体によっては1か月健診の受診を無料にしていないところもあります。母子手帳発行時に無料券が一緒に配布されていなかった場合は、自治体に確認してみましょう。

また、出産した病院を退院するときに1か月健診の予約をすることが多いようです。そのときに、費用についても確認しておきましょう。

ママの1か月健診。産後の体を病院で診察してもらいましょう

pixta_6444823_M_re

1か月健診は、赤ちゃんの健康だけでなく、ママの健康診断も行います。主な診察内容としては下記のようなものが挙げられます。

  • 尿検査
  • 血液検査
  • 体重測定
  • 母乳育児の有無を確認したうえでのおっぱいのチェック
  • 悪露(おろ)の量や経過

1か月健診の段階では、赤ちゃんのいる生活にまだなじめずに「産後トラブル」を抱えているママがたくさんいるようです。

たとえば「睡眠時間がじゅうぶんに取れずイライラする」「おっぱいを飲んでくれなくて不安になる……」などなど。

健診時には必ず問診があります。「小さなことだから……」と遠慮せずに、ちょっとでも不安なことは積極的に相談するほうがよいでしょう。

【まとめ】無事な成長のためにも、健診は必ず受けましょう

余談ですが、筆者の長女は1か月健診で「腸内の神経が少ないかも」という診断を受けました。便秘がひどく、おならも出なくて、カエルみたいなおなかをしていました。

でも、早期発見のおかげで完治。成長した今も、排便に問題なしです。このような経験から、子供の無事な成長のためにも、必ず受診してほしいなと思います。

お宮参りの出張撮影についてもっと知る

お宮参りの参拝先で、ご家族の記念写真を撮りませんか?
fotowaのフォトグラファーは写真の腕前だけでなく、ご両親やお子様への接し方もプロフェッショナル。
当日は「ご家族の専属カメラマン」として、ご家族の大切な一日を一緒にお祝いいたします。
もしも撮影当日が悪天候でも、キャンセル・日程変更可能。どうぞ安心してお任せください。

お宮参りの撮影についてもっと知る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る