「着物にぴったりの髪飾り」と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?
バレッタ、ヘアピン……など、ふだん使いの髪飾りでもステキですが、着物に合う髪飾りといえば「かんざし」は外せませんよね。
今回は、100均に売っているものだけで「つまみ細工のかんざし」を作る手順をご紹介します♪
かんざしの材料、道具、基本のパーツの作り方
材料
- Uピン(1本)
- ちりめん
2cmのピンクのちりめん・赤のちりめん(36枚)
3cmの赤のちりめん(5枚) - 5mmぐらいの鈴(4粒)
- 3mmぐらいのパール玉(12粒)
- 20cmのレース編み糸(2本)
- 長さ35cm・太さ0.35mmほどのアレンジワイヤー(3本 ※半分に切っておく)
- 直径2cmの円形に切った厚紙(6枚)
道具
- ハサミ
- ピンセット
- 目打ち
- ボンド
基本のパーツの作り方
つまみ細工の「花びらパーツ」の作り方はこちらをご覧ください。
つまみ細工かんざしの作り方
1, 花びらパーツの土台を作ります
直径2cmに切った厚紙の中央に穴を開け、アレンジワイヤーを通します。このとき、ワイヤーの先を3・4cmほど曲げて抜けないようにしましょう。この土台を、3本のワイヤーの両側に、計6個つけます。
2, 花びらパーツ(丸つまみ)を作ります
丸つまみを2cm角の布で合計36個作ります。赤い花びらとピンクの花びらの分量は好みで調整してください。(※丸つまみの作り方はこちら)
3, 土台に花びらパーツを乗せます
1で作った土台の「ワイヤーを曲げた側」にたっぷりボンドをつけます。丸つまみの底部分にもボンドをつけ、つまみの細いほうを中央に向けて6つ並べます。
4, パール玉・鈴を乗せます
中央にボンドをつけ、パール玉3つもしくは鈴を載せて、丸つまみの角の集合が隠れるようにします。これを6つ作ります。
5, 「垂れ」の部分を作ります
かんざしに吊り下げる「垂れ糸」の部分を作ります。
レース編み糸の真ん中に鈴を通し、両端を持ちます。糸がねじれている方向に合わせ、少しひねりましょう。その後、糸の端と端を合わせてみると、糸同士がクルクルと絡み合い、1本の太い糸のようになります。
クルクルと絡み合ったら、ほどけないように結んでおきます。
これを計2本作ります。
6, 垂れにつける丸つまみパーツを作ります
垂れ糸につけるパーツを、3cmのちりめんで4セット作ります。
丸つまみを2つ合わせてハート型のようなパーツを作ります。
5で作った垂れ糸の上にパーツを乗せます。このとき、ハートの丸いほうが鈴側に来るように乗せましょう。(1本の垂れ糸につき、2つずつ乗せます)
7, Uピンにワイヤーを巻きつけていきます
垂れ糸・花びらパーツのボンドが乾いてきたら、ワイヤーをUピンに巻きつけていきます。6本の花の位置・見え方をチェックしつつ、ワイヤーをねじってまとめます。このとき、垂れ糸もいっしょにワイヤーで固定します。
8, Uピンのワイヤー部分をちりめんで隠します
3cmのちりめんを丸く切り、2箇所切り込みを入れます。
ボンドをつけ、Uピンに巻きつけたワイヤーの部分を隠します。(必要であれば、もっと切り込みを入れてうまくワイヤーを隠します)
9, 各パーツの位置を調整します
ボンドが乾かないうちに花・垂れ糸の位置を調整します。乾いたら完成です!
【まとめ】かんざしは七五三の着物姿にぴったり!
かわいらしくも上品さが感じられるかんざしは、子供の成長を祝う七五三にぴったりのアクセサリーです。手作りのかんざしでお祝いしてあげられれば、きっと想い出に残る七五三になりそうですね。
少し難易度は高いかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください!
以下の記事では、七五三の写真撮影アイデア、着物や髪型についてご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!
\七五三の撮影アイデア集/
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