お食い初めは、赤ちゃんの生後100日頃に行う儀式です。古くから伝わる儀式なので、料理・食べさせる順番などにはちょっとしたお作法があります。
「決まり事が多くて難しそう…」と感じる方もいるかもしれませんが、当日までに確認しておけば大丈夫です。
今回は、お食い初めの一般的なやり方についてご紹介します。実際のお食い初めの写真事例もありますので、ぜひ参考してみてくださいね。
目次
お食い初め当日の流れ・やり方
お食い初めは、家族・親族が集まって、養い親が赤ちゃんにお食い初めの料理を順番に食べさせるまねをするという流れで行います。「赤ちゃんが一生食べ物に困りませんように」という願いが込められた儀式です。
そして、お食い初めの最後に行うのが、歯固めの儀式です。歯固めは、「赤ちゃんに丈夫な歯が生えてきますように」という願いを込めて行います。
お食い初めの準備・料理については、以下を参考にください。
お食い初めのやり方ポイント3つ(食べさせる人・順番・決まり事)
お食い初めの儀式にはいくつか決まり事がありますが、押さえておきたいポイントは以下の3つです。
(1) 料理を食べさせるのは「養い親」
養い親とは、「親戚の中で最年長の人」です。お食い初めでは、長寿にあやかって年長の養い親が赤ちゃんに料理を食べさせることになっています。
最近では、祖父母や集まった親族の中で最年長の人が行うことが多いようです。
とはいえ、ママやパパがやってももちろんOK。誰が行うとしても1番大切なのは、「赤ちゃんが健康に育ちますように」という気持ちを込めてやってあげることです。
(2) 料理の順番と食べさせ方
お食い初めの料理を食べさせる順番は、
- 赤飯
- お吸い物
- 赤飯
- 焼き物(鯛)
- 赤飯
- お吸い物
が一般的です。これを1サイクルとして、3回繰り返します。1サイクルの始まりも終わりも「赤飯→お吸い物」…と覚えると、覚えやすいですね。
お食い初めの料理の食べさせ方ですが、本当に料理を食べさせるわけではなく、「食べさせる真似」をします。
- 祝い箸で料理をとり、赤ちゃんの口元にちょんと触れる
または
- 祝い箸で料理をとり、赤ちゃんの口元近くに持っていく(触れない)
どちらのやり方でも問題ありません。赤ちゃんによっては、慣れない儀式に途中で泣き出してしまう子も少なくありません。無理のないやり方で行うのが良いでしょう。
(3) 最後に「歯固め」の儀式を
歯固めのやり方は、
- 祝い箸で歯固めの石に少しふれる
- そのお箸で、赤ちゃんの歯ぐきにちょんと触れる
という流れで行います。こちらも無理のない範囲で行うのが良いでしょう。
関東と関西でお食い初めのやり方は違う?
お食い初めのやり方は、地域によって、歯固めの儀式と料理のメニューが異なる場合があります。
例えば、歯固めの儀式では、関東では歯固め石を使うのが一般的ですが、関西ではタコを使うことがあります。
料理では、関東では鯛をお魚に使うことが多いですが、関西ではホウボウを使うこともあるようです。
また、料理の順番も、地域やご家庭によって違う場合があります。
上記でご紹介した順番が最もシンプルで一般的ですが、1サイクルを3回繰り返すのではなく、
赤飯→お吸い物→赤飯→焼き魚→赤飯→お吸い物→
赤飯→お吸い物→赤飯→煮物 →赤飯→お吸い物→
赤飯→お吸い物→赤飯→香の物→赤飯→お吸い物
のように、おかずを変えながら食べさせることもあるようです。
最も、お祝い事なので無理のない範囲で楽しく行えれば問題ないのですが、地域の風習が気になる方は、両親や親戚に聞いてみると良いかもしれませんね。
【口コミあり】お食い初め・100日祝いの写真事例
ここからは、実際にfotowaの出張撮影サービスで撮影されたお食い初めの写真をご紹介します。
最近では、お食い初めの儀式中のフォーマルな写真だけでなく、ご自宅でカジュアルに100days(100日記念)の記念写真を残すご家族も増えています。
「お食い初め・100日記念の写真を残したい」「お食い初めが実際にどんな雰囲気で行われるのか気になる」という方は、ぜひ目を通してみてください。
お食い初めの写真事例
料亭・レストラン・ホテルでのお食い初め
レストランやホテルでお食い初めをする場合は、家で料理をする手間がいらず、儀式の後は美味しい料理をいただけるのがメリットです。事前に、お店がお食い初めの料理を扱っているか、写真を撮る場合は写真撮影がOKかを確認しておくと良いでしょう。
どの写真も素敵で感激です!
撮影はスムーズでとても満足しています。
写真も家族の自然な姿が撮影されていて満足です。
自宅でのお食い初め
自宅でお食い初めをする場合は、お食い初めのメニューは自宅で料理するか、宅配サービスを利用するという方法もあります。ホームパーティーのように色々な料理を用意してお祝いするのも楽しそうですね。
子供の扱いが上手で、人見知りな姉(5歳)もコミュニケーションを取り自然な笑顔が引き出されていました。
100日記念の写真事例
100日記念の写真撮影では、部屋を飾り付けして、おしゃれに撮影するのが人気です。自宅でお食い初めと一緒に行う人もいれば、お食い初めとは別で100日記念の撮影だけ行う人もいるようです。
「お食い初めをしたいけど忙しくて…」という方は、100日記念の写真だけでも撮っておくと良い思い出になりそうですね。
そして納品もとても早くて驚きました!
また家族のイベントがあればお願いしたいと思います!
こちらが色々と撮影用に用意した物も、うまく使って頂いて、どれも素敵な写真ばかりでした。
【まとめ】赤ちゃんが健やかに成長しますように…その気持ちを大切にすれば大丈夫
お食い初めには順番や決まり事が多くて、最初は不安に感じる方もいるかもしれません。
ですが、何より大切なのは、赤ちゃんが末長く健康に暮らせることを願いながら、楽しくお祝いすることです。無理のないやり方でやれば大丈夫ですよ。
fotowaなら、子どもの撮影経験・知識が豊富なプロのカメラマンが手際よく撮影をリードしてくれるので、素敵なお食い初めの写真が撮れます。
また、fotowaのカメラマンは撮影時のマスク着用・日常生活での感染予防対策を徹底し、安全に撮影を体験いただけるよう努めています。詳しくはfotowaの感染予防の取り組みをご覧ください。
お食い初めや100日記念の写真をいつか一緒に見返せば、お子様の成長をより感じられることでしょう。この機会に記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。