お宮参りは誰と行く?家族写真の服装・並び方・撮影場所について徹底解説!

お宮参りの家族写真

お宮参りは、赤ちゃんにとって初めての行事です。そのため、お宮参りのしきたりについては、パパやママがわからないこともあるのではないでしょうか。

たとえば、お宮参りに祖父母は参加するのか、着物ではなくカジュアルな服装でもよいのか、また、家族写真はスタジオで撮るのか撮らないのかなど、気になりますよね。

そこで今回は、お宮参りのメンバーや服装、家族写真の撮影方法について詳しく解説します。

お宮参りの撮影はこちら

お宮参りは誰と行く?

神社で親族揃ってお宮参りをする人たちの写真

お宮参りとは、赤ちゃんが産まれてから1ヶ月目に、産まれた土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に感謝を伝える行事です。初宮詣(はつみやまいり)ともいいます。お宮参りは赤ちゃんにとって初めてのお祝い行事となるため、きちんと行いたいと考えるパパやママも多いのではないでしょうか。

ひと昔前までお宮参りは、赤ちゃんとパパ、父方の祖母で参拝するのが一般的でした。なぜなら、産後のママは、「穢れ(けがれ)の期間」であるため、神社に行かれなかったのです。そのため、昔はお宮参りで赤ちゃんの抱っこをするのは、父方の祖母の役目とされていました。しかし、現在のお宮参りは、赤ちゃんのお祝い行事と考えられているので、家族みんなで参拝するスタイルに変化しています

そのような背景から、赤ちゃん・パパ・ママ・父方の祖父母・母方の祖父母はもちろん、パパやママの兄妹や親戚と参拝する人も少なくないようです。家族や親戚みんなを呼んで、お宮参りに赤ちゃんのお披露目会を兼ねる人もいます。風習にとらわれず、自分たちらしいお宮参りを行うことが大切です。

お宮参りで家族写真は撮る?撮らない?

お宮参りには、家族写真を撮らなくてはならないという決まりはありません。しかし、赤ちゃんにとって一生に一度しかないお宮参りです。ぜひ、思い出の1ページとして、家族写真を撮ることをおすすめします。写真を撮っておけば、赤ちゃんの成長記録としても保存が可能です。また、将来子どもが大きくなったとき、写真を見せながらお宮参りの話を聞かせてあげることもできます。お宮参りの写真があれば、「家族みんなが自分の誕生を喜んでくれた」と、子ども自身も感じるのではないでしょうか。

お宮参りの服装はカジュアルでもいい?

お宮参りの衣装を着た赤ちゃん

お宮参りの服装は和装・洋装どちらでも構いませんが、服装のマナーがあるので注意が必要です。ここからは、お宮参りの家族写真を撮る際の赤ちゃんやパパ・ママ・祖父母の服装について解説します。

赤ちゃんの服装

お宮参りの主役である赤ちゃんは、白羽二重(しろはぶたえ)掛け着、そして、よだれ掛け帽子を合わせる服装が一般的です。

男の子の場合は、黒や紺など濃い色の「熨斗目模様(のしめもよう)」の着物が定番です。一方、女の子の場合は、「友禅模様(ゆうぜんもよう)」の入った赤やピンクなどの着物が人気です。

そうはいっても、お宮参りで着物を着せなくてはならない決まりはありません。昔と違いお宮参りのスタイルは多様化しているため、赤ちゃんにベビードレスを着せて参拝する人や、白羽二重は着せずにベビードレスの上に掛け着を合わせる人も増えています。

パパ・ママ・祖父母の服装

お宮参りにおけるパパ・ママ・祖父母の服装は、着物やスーツ、ワンピースといったフォーマルスタイルが基本です。参拝マナーとして、Tシャツや短パン、ジーンズやサンダルといったカジュアルすぎる服装は控えます。

一方、赤ちゃんが和装の場合、赤ちゃんに合わせて着物を着る人も少なくありません。以前はママの服装は、赤ちゃんの祝い着と同格の黒留袖が望ましいとされてきました。しかし現代では、訪問着や色留袖も同格であると考えられています。ただし、着物を選ぶ際は、主役の赤ちゃんよりも目立たないよう控えめなデザインがおすすめです。当日の服装に迷いや心配事があるときは、事前に両家で合わせておくとよいでしょう。

お宮参りにふさわしい服装は?ママ・パパ・赤ちゃん・祖父母・兄弟の衣装について

お宮参りで家族写真を撮るときの並び方

お宮参りの家族写真の立ち位置やポーズに、明確なルールはありません。そのため、主役である赤ちゃんを真ん中に、家族の背丈やバランスを考慮して並び方やポーズを決めましょう

また、お宮参りで誰が赤ちゃんを抱っこするかについても、決まったルールはありません。昔は父方の祖母の役目とされていましたが、近頃はママが抱っこしたり、両家の祖母が順番に抱っこしたりとその家庭によって異なります。ただし中には、昔の風習を重んじる方もいるので、誰が抱っこをするか事前に相談しておくと安心です。

事例1.一列に並んだ定番の家族写真

両家・親族で撮影した写真

桜をバックに両家で撮影したお宮参りの写真事例

参加者全員が一列に並んだ家族写真は、最も定番な撮り方ではないでしょうか。かしこまったフォーマルな記念写真はもちろん、にこやかな表情の集合写真を残すのにもぴったりです。

並び方としては、赤ちゃんを中心に、父方の親族・母方の親族で左右に分かれることが多いようです。とはいえ明確なルールはなく、父方・母方の立ち位置も柔軟に決めてしまって構いません。

なお、結婚式の親族写真の立ち位置は、カメラから見て左側が新郎側の親族、右側が新婦側の親族となるのが一般的です。結婚式の立ち位置と合わせたい方は参考にしても良いでしょう。

親子で撮影した写真

紅葉や庭園を背景に親子で撮影したお宮参りの写真事例

親子で撮影する場合の立ち位置にも、特に決まったルールはないので、その場で決めてしまって大丈夫です。赤ちゃんがどこを向いているかに合わせて並ぶと良さそうですね。

ロケーション撮影なら、季節感のある草木や花を入れるのもおすすめです。建物や風景を活かした構図でも顔をしっかり映せるのは、人数が少ない親子での撮影ならでは。せっかくなのでさまざまな構図で撮影すると良いでしょう。

事例2.赤ちゃんを囲んでリラックスした表情の家族写真

両家・親族で撮影した写真

赤ちゃんを家族で囲んで撮影したお宮参りの写真事例

親子で撮影した写真

両親と妹に見つめられる赤ちゃんのお宮参りの写真

全員が赤ちゃんを見守るような姿勢で撮影した家族写真も素敵です。立ち位置は定番の撮り方から大きく変えず、視線と体の向きを赤ちゃんの方に向けるだけでOKです。体勢を少し変えるだけで、主役の赤ちゃんがより引き立ち、家族の温かみが感じられる写真になります。

また、撮影となると緊張してついつい表情が固くなる方も、赤ちゃんに視線を移すことで自然と顔がほころび、リラックスした表情で撮影できることでしょう。

事例3.お宮参りの思い出を鮮明に残せる家族のスナップ写真

両家・親族で撮影する場合

お宮参りで掛け着を付け直している祖母とそれを手伝う家族の写真

親子で撮影する場合

お宮参りで神社の社殿にお参り中の親子の写真

カメラを意識した写真だけでなく、お宮参り中の様子を撮影したスナップ写真を残すのもおすすめです。手水舎(てみずや)でお清めをする様子やお参り中の様子、掛け着を付ける様子などを写真に残すことで、赤ちゃんだけでなく家族みんなの大切な思い出になるはずです。

また、立ち位置やポーズを気にする必要がないので、カメラの前で緊張しやすい方でも自然な表情の写真を残すことができるでしょう。

ただし、神社によっては撮影が禁止されていたり、撮影が禁止されている場所もあるので、撮影する際はマナーに気をつけましょう。
» 【お宮参り・七五三】神社で写真撮影!知っておきたい撮影マナーのポイントとは?

フォーマルな写真から自然体の写真までさまざまな家族写真を記念に残したいという方は、出張カメラマンに撮影を依頼するのもおすすめです。

お宮参りの出張カメラマンについて詳しく知る

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お宮参りの家族写真はどこで撮る?

お宮参りの家族写真の撮影場所は、大きく分けて以下の2つです。それぞれのメリット・デメリットを解説します。

スタジオで撮影する

スタジオでお宮参りの写真を撮影している様子

お宮参りの写真は、スタジオで撮影することが可能です。スタジオには、天候に左右されないメリットがあります。赤ちゃんの衣装も数多く用意されているので、きっとお気に入りの一着が見つかるでしょう。

ただし、スタジオ撮影にはデメリットもあります。たとえば、スタジオだと場所や雰囲気に緊張してしまう人も少なくありません。特に、赤ちゃんに兄弟がいる場合は、自然な笑顔が作れなかったり、状況によっては泣いてしまったりすることもあります。

また、スタジオ撮影では、前撮りや後撮りが一般的です。そのため、お参りとは別の日に改めて撮影する必要があります。「家族の予定を合わせるのが難しい」という声もあるようです。暑い夏や寒い冬に何度も外出するのは、赤ちゃんにとっても負担が大きいかもしれません。

神社やお寺で撮影する

神社で撮影したお宮参りの写真

お宮参りの写真は、神社やお寺といったお参り先で撮影する方法もあります。スタジオよりも、カジュアルな雰囲気で撮影できるため、自然な表情を残せると人気です。お参りと撮影が同時に叶うため、1日で済ませることができます。

しかし、神社やお寺での撮影は、スタジオと違って天候に左右されやすいデメリットも。雨の日や気温が高い日は、赤ちゃんの体調に考慮しながら撮影することが必要です。

また、神社やお寺で撮影する場合は、家族の一人が撮影係をしなくてはなりません。「写真を撮らないと!」とカメラに夢中になってお宮参りに集中できなかったり、家族全員が揃った写真を撮れなかったりするデメリットもあります。せっかくの家族写真ですから、家族全員で撮りたいと思うのは当然のことではないでしょうか。

そのようなときは、プロのカメラマンに撮影を依頼する出張撮影がおすすめです。プロならではの視点でクオリティの高いお宮参りの写真を撮ってもらえます。

出張撮影を依頼するには

出張撮影サービスのfotowaでは、お宮参りの知識や経験が豊富なフォトグラファーに撮影を依頼できます。
撮影場所と日時を指定して予約可能なフォトグラファーを検索して、最短翌日の撮影予約が可能です。プロフィールや口コミ・撮影事例を見ながら選べるので、ぜひお気に入りのフォトグラファーを見つけてください。

お宮参りのフォトグラファーを見る

また、撮影の際には、事前にお参りする予定の神社(仏閣)に撮影の許可を取っておいてくださいね。
» 出張撮影を禁止されている神社(仏閣)一覧はこちら
» 撮影場所の撮影許可の取り方についてはこちら

【まとめ】お宮参りで思い出に残る家族写真を撮ろう!

お宮参りは、赤ちゃんにとって初めてのお祝い行事です。赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたこと、そして今日まで健やかに成長してくれたことに感謝し、この先も産土神様に見守っていただけるよう、家族みんなで参拝しましょう。お宮参りは一生に一度きり。プロカメラマンによる出張撮影で、家族写真を残してみてはいかがでしょうか。

お宮参りの出張撮影について詳しく知る

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