「最近『マタニティフォト』が流行ってるみたいだけど……撮る意味あるの?」
日本でも徐々に広まってきた「マタニティフォト」ですが、「いまいちピンとこない/撮る意味がよくわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マタニティフォトって、いったいどんな魅力があるのでしょう? 今回は「マタニティフォトを撮ってよかった」というママ・パパの体験談を聞いてみました。
目次
そもそもマタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、妊娠中のママならではのシチュエーションで撮影した写真のことです。お腹にサッシュリボンを巻いたり、専用の道具でペイントしたり……さまざまな楽しみ方があります。
もともとはアメリカをはじめとする海外で人気だったようですが、近ごろは写真スタジオ・出張撮影サービスでも「マタニティフォトプラン」があったり、撮影用の小道具も手に入りやすくなっていたりと、日本でも一般的になってきましたね。
それでは、実際にマタニティフォトを撮ったママ・パパの体験談を見てみましょう。
【体験談その1】臨月でマタニティフォトを撮った25歳ママの場合
臨月のときに、公園で撮影しました。初めは周りに見られるので恥ずかしかったのですが、だんだん慣れてきて、自然な表情の写真をたくさん撮って頂きました。
「大きくなったお腹に絵を書く」なんて、こんなときしかできない経験なので、マタニティフォトを撮ってよかったと思います。夫の協力もあってこその撮影だったので、夫の大切さを再確認できた1日になりました。
「マタニティフォトから元気をもらっている」
実は、生まれたばかりのころは夜泣きがひどくて一睡もしてくれず、私自身も疲れ果てていました。
でも、そんな体も心もボロボロのときにマタニティフォトを見返すと「このころは『早く出てきて、早く会いたいな』と思ってたんだよね」と、撮影したときの気持ちを思い返して、子育てをがんばろうと思わせてくれる、そんな大切な写真になっています。
いまでも、悲しいとき、疲れているときに、マタニティフォトを見て元気をもらってます。
【体験談その2】晩婚の末にひとり娘をもうけた52歳パパの場合
晩婚で、かつ高齢出産であったため「この子が最初で最後の子供だな」と感じていました。だからこそ、妊娠してから出産、成長するまでを「二度とない瞬間」として、記録に残しておきたいと思うようになったのがマタニティフォトを撮影したきっかけです。
妻の友人なんかは「そこまですることないんじゃない?」と言っていたようですが、我が家の歴史を語る上で重要なイベントなので、やはり撮ってよかったと思いました。
「マタニティフォトは『家族の原点』の写真」
娘が10歳になった今でも、たまに家族で写真を見るのですが、当時の「家族が増えようとしている喜び」を感じることができます。娘も、写真から愛情を感じてくれているようです。
マタニティフォトは家族の原点の写真でもあるので、精神的に疲れたときや、くじけそうになったときに見ると勇気が出てきます。この写真は当時しか撮れないものなので、撮っておいてよかったと思います。
【体験談その3】初めての妊娠時にマタニティフォトを撮った、32歳ママの場合
長男のときに撮影しました。初めての妊娠で、お腹がここまで大きくなるのも初めての経験。
妊娠前よりも太ってしまい、決してきれいな体型ではなかったのですが、「子供がお腹にいるのもマタニティ期間だけ。産まれてきたら、もう二度とお腹に戻ることはないんだな」と思ったら、写真でずっと残したくなり、撮影しました。大切な記念になり、撮ってよかったなと思います。
「目に見える形で記録する、ということに意味があると思う」
いまでは息子も4歳に。体も大きく、おしゃべりも普通にできるようになり、なんだか息子が小さかったときの記憶が、遠い昔のような感覚になることがあります。
でも、マタニティフォトをみると、その当時のこと、当時の気持ちを鮮明に思い出せます。これから生まれてくる息子との生活を考えて、ウキウキしていた気持ちが思い出されるんです。何か目に見える形で記録する、ということは、私にとってすごく意味があることなんだと思います。
マタニティフォトを見て、妊娠中のいろいろな気持ちを思い出す瞬間が「撮ってよかったな」と感じるときです。
【まとめ】マタニティフォトの魅力とは?
今回ご紹介したエピソード以外にも、「子供にマタニティフォトを見せることができて、とてもいい経験になった」「子育てで忙しいときに、自分を振り返るきっかけになっている」など、マタニティフォトの魅力が感じられるさまざまな体験談がありました。
マタニティフォトの魅力をひとことで表すのは難しいですが、毎日を忙しく過ごすなかで「家族同士のきずなを深めるきっかけ」になるのがマタニティフォトだといえるのかもしれませんね。
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