卒業式におしゃれで映える記念写真を撮りたいという、パパやママは多いのではないでしょうか。卒業式は、子どもの門出となる大事な1日です。後悔のないよう、きちんと写真に残しておきたいですよね。
そこで今回は卒業式の記念写真に関する、おすすめの撮影場所や服装、年齢別のポーズやおしゃれに撮る方法などを紹介します。
目次
卒業式の記念写真はどこで撮る?おすすめの撮影場所を解説
卒業式の記念写真は、どのような場所で撮影するのがよいのでしょうか。ここでは、記念写真の撮影場所について解説します。
学校・幼稚園・保育園内で撮影する
卒業式の記念写真を、卒業式当日に校内(園内)で撮影する人は珍しくありません。卒業式にはほとんどの学校が、校門前に「●●学校卒業式」と書かれた立て看板を用意するため、その看板前は行列ができるほど人気の撮影スポットになります。
また、学校生活の思い出が詰まった教室で、記念写真を撮る人も多いです。教室には、学校生活を物語るアイテムがたくさんあるので卒業式らしい写真が撮れます。たとえば、教室の入り口に取り付けられているクラスプレートや下駄箱、黒板などを写り込ませると、学校の雰囲気が感じられる写真になるのでおすすめです。
そのほか、休み時間や部活時間を過ごした校庭で記念撮影をする人もいます。校庭で写真を撮るときは、校舎を一緒に写すと、後々写真を見たときに懐かしく感じるはずです。せっかくの記念写真ですから、学校や園ならではの写真が撮れるとよいですね。
桜並木や公園で撮影する
卒業式の記念写真を、学校や園以外の場所で撮影する人もいます。特に、「卒業=桜」というイメージがあるため、桜並木での撮影が人気です。ただし、桜が咲いている期間はあっという間。桜が開花したら散ってしまう前に写真を撮りに行きましょう。
一方、卒業式の記念写真を公園で撮る人や、思い出の場所で撮る人もいます。たとえば、普段から友達とよく行く、思い入れのある公園があれば撮影場所にぴったりです。ブランコや滑り台といった遊具を使って撮影するのもSNS映えすると定評があります。
スタジオで撮影する
卒業の記念に、スタジオで写真を撮る人もいます。スタジオなら袴のレンタルも可能です。卒業式は制服だったけれど、袴を着て写真を撮りたいという人や、卒業式の記念にきちんとした写真を残したいという人などに選ばれています。プロのカメラマンが撮影するため、クオリティの高い写真が撮れることも人気の理由です。家族みんなで撮影できるのも嬉しいポイントですね。
卒業式の服装は?写真はどんな格好で撮る?
子ども
卒業式の記念写真を撮るときの子どもの服装は、子どもの年齢によっても異なりますが、制服や袴、スーツが一般的です。なかでも制服は、子どもの成長を実感できます。入学式のときはブカブカだった制服が卒業式では小さく見え、「毎日見ていると気づかないけれど、大きくなったな」と、感動するパパやママも多いです。
また、制服以外に、袴やスーツなどを着る子どもも少なくありません。袴を着る機会は人生でそう多くないため、子ども自身が「袴を着てみたい」と思っていたり、パパやママが「子どもに袴を着せたい」と思っていたりする場合は、ぜひ袴を着た写真を撮ることをおすすめします。きっとよい思い出になりますよ。
親や家族
一方、親や家族が卒業式の写真に写るときは、スーツやワンピースなどのフォーマルスタイルが定番です。ただし、卒業式とは別日に撮影する場合は、カジュアルスタイルでも問題ありません。子どもとお揃いの格好をしたり、お気に入りの服を着たりして撮影するとよいでしょう。
幼稚園・小学校・中学校・高校別おすすめのポーズ
卒業式の記念写真のおすすめポーズは、誰と撮るか、また子どもの年齢によっても異なります。ここからは、卒業式の記念写真のポーズについて年齢別に解説します。
幼稚園・保育園
友達と一緒に
幼稚園・保育園には、幼稚園・保育園のときにしか撮れない写真があります。そのため、基本は子どもが撮りたいポーズをとらせるのが一番です。小さな子どもは並んでいるだけでもかわいいので、幼稚園の友達と手をつなぐポーズもよいでしょう。
桜の木や園バスと一緒に
また、幼稚園児ならではの小ささを、写真に残すポーズも人気です。たとえば、桜の花びらが舞う園庭で子どもの手のひらに花びらをのせた写真を撮ったり、大きな木に抱きついて体の小ささがわかる写真を撮ったり、園バスの前に友達と並んで写真を撮ったりする方法があります。子どもが成長したときに、「こんなに小さかったのか」と感じる一枚になるでしょう。
小学校
ランドセルと一緒に
小学生の卒業写真は、小学生の代名詞といっても過言ではないランドセルをメインにした撮影がおすすめです。使い込まれたランドセルには、小学校生活という6年間の歴史があります。ランドセルの写真を撮るだけでも、子どもの成長を感じられるでしょう。
入学式と同じ場所・同じポーズで
おすすめは、入学式と同じ場所、同じポーズでの撮影です。ぜひ、ピカピカのランドセルを背負って写真を撮った校門前や、初めて歩いた通学路など、入学式と同じアングルの写真を撮って見比べてみてください。あんなに大きかったランドセルが、今では小さく見えるようになったことに気づきます。きっと、6年間の時間の重みを実感するはずです。
中学校
卒業証書と一緒に
中学生になると、友達と記念写真を撮る機会も増えます。黒板に卒業のメッセージを書いて、記念撮影をする人も多いです。また、卒業証書を持って、校門前で記念写真を撮るのもよいでしょう。
部活の思い出と一緒に
ほかにも、部活をしていた人は部活の道具と一緒に写真を撮る人もいます。部員みんなでユニフォームを着用し、撮影するのもおすすめです。
親子写真は別日に撮るのもおすすめ
一方、中学生の場合、「親子写真が撮りたいのに、子どもに拒否される」といったパパやママの声も少なくありません。卒業式当日は「恥ずかしい」という理由で子どもの方から断られる可能性もあります。その場合は、無理強いはせず別日に撮影しましょう。
高校
友人や彼氏・彼女と一緒に
子どもの世界がぐんと広がる高校時代。卒業式の写真も友人や彼氏・彼女と撮る人がほとんどかもしれません。たとえば、友達数人で制服のブレザーを空に投げる写真や、黒板アートをバックにした写真は卒業式の定番です。
「まさに青春」という写真
そのほか、友達と桜の木を見上げる写真や、手をつないでジャンプする写真なども人気があります。さらに、卒業式とは別日に海や山に行って写真を撮る人もいるようです。自然の中で撮影すると、「まさに青春」というような写真が撮れるでしょう。
映えるおしゃれな写真を撮るためのポイントと注意点
卒業式におしゃれな写真を撮りたいなら、まず、どのような写真を撮りたいか、誰と撮影するかなどを卒業式前に考えておきます。雑誌やSNSをチェックし、自分の撮りたいイメージを膨らませることも大切です。映える写真を撮るには、背景にもこだわる必要があります。どこで撮ればおしゃれな写真になるか、事前に検討しておくとよいでしょう。
または、プロのカメラマンに出張撮影を依頼するのもおすすめです。経験豊富なカメラマンなら、おしゃれなポーズや構図を提案してくれます。校内や園内で撮影してもらう場合は、事前に撮影の許可を取っておくようにしましょう。
ただし、人気の撮影スポットでは周りへの配慮も忘れずに。特に、校門前の立て看板では撮影待ちの行列ができることもあるので、長時間の撮影はせず、譲り合いながら撮影しましょう。
また、撮影した子どもの写真をSNSに投稿する際は、周囲にいる他のお子さまやご家族が映り込んでいないか注意しましょう。
中学生や高校生になると、卒業式後は友達と過ごす子どもも多いです。その場合、親子写真が撮れない可能性もあります。卒業式当日に親子写真を撮りたいパパやママは、卒業式前に写真を撮っておく、または、あらかじめ時間を決めて待ち合わせておくと安心です。
卒業式は大事な門出!記念写真を撮って子どもの成長を実感しよう
子どもの人生の門出となる卒業式では、一生の記念になる写真を撮りたいものです。そうはいっても、卒業式当日は忙しいため、シャッターチャンスを逃す可能性もあります。そのような心配がある人は、出張撮影がおすすめです。出張撮影なら、プロのカメラマンがおしゃれで映える写真を撮ってくれます。卒業の写真はそのときにしか撮れません。後悔のないよう、プロ仕様の素敵な写真を残してみてはいかがでしょうか。