「初めての誕生日」にどんなことをしたか、覚えていますか?
誕生日は毎年やってくるけれど、やっぱり初めての誕生日は特別に感じるものです。
かわいい我が子ももうすぐ1歳。「ずっとずっと想い出に残る誕生日」にするためには、どんなことをすればいいのでしょう?
目次
大人も赤ちゃんも、みんなで食べられるお祝い食を準備しよう
1歳は離乳食の真っ最中ですが、食べられるものも増えてきて、自分でも手づかみで食べはじめているころです。自宅でお祝い食を用意するなら、普段の離乳食でも盛りつけをちょっと華やかにして、お祝い気分を盛り上げてみましょう。
また、家族で食事に行くのもおすすめです。赤ちゃんのお祝い食や個室を用意してくれるレストランを探して、予算やお好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
「水切りヨーグルト」でつくるバースデースイーツ
誕生日のお祝い食といえばやはりケーキ。でも、市販のケーキは糖分・油分が多いため、1歳児に食べさせるのには適していません。
「でも、赤ちゃんのためにケーキをつくりたい!」 そんなときには「水切りヨーグルト」を活用してみましょう。
「水切りヨーグルト」とは、その名の通り「ヨーグルトの水を切ったもの」です。市販のヨーグルトをキッチンペーパーを敷いたザルに乗せ、一晩ほど置いておくだけで簡単につくることができます。
一般的に、ヨーグルトは離乳食がはじまったころから食べさせられるので、ケーキの生クリーム代わりに使用することができます。ただし、あげすぎや乳製品アレルギーにはじゅうぶん注意しましょう。
初めてのプレゼントは想い出に残るものを
初めての誕生日プレゼント、ついつい気合いが入りますよね。
この時期の赤ちゃんはよく動きまわり、世界が一気に広がっていく時期でもあります。おもちゃであれば、赤ちゃんの興味に合わせて、長く使えるものを選びましょう。
また、ちょうど歩けるようになる時期でもあるので、靴や帽子などの「お出かけ用品」も良いですね。シンプルかつ上質な素材でできたものに名前を入れるなどして特別感を出すと、使わなくなったあとも「想い出の品」としての味わいを残せます。
(余談ですが、もし赤ちゃんが全然使ってくれなくても記念に取っておきましょう。大きくなってから話のネタにできますよ!)
お餅を背負ってお祝い? 伝統的な祝い方にも挑戦!
昔の日本では、「正月のたびに1つ年を取る」と考えられていました。ですが1歳の誕生日だけは別で、きちんとその日にお祝いをしていたようです。
お祝いの方法は、一升(いっしょう)のもち米でつくったお餅を、赤ちゃんに背負わせて歩かせるというもの。「一生食べることに困りませんように」「一生健康に暮らせますように」といった願いを込めたお祝いだそうです。
実際には、お餅は2kgくらいの重さになるため、よちよち歩きの赤ちゃんには難しいかもしれません。ですが、お餅を準備してお祝いしてみるのも素敵ですね。
なお、1歳児はお餅を咀嚼・消化するだけの力がない場合がほとんどのため、食べさせるというよりも「お祝いの印」として準備するのがおすすめです。
1歳の誕生日は、ママ・パパの「1周年記念日」でもある
赤ちゃんが1歳になるということは、ママ歴・パパ歴も1年になるということ。毎日子育てに奮闘している自分たちに、息抜きのプレゼントをあげるのも良いですね。
最近では赤ちゃん連れ歓迎の宿泊施設も増えているので、誕生日祝いを兼ねて家族旅行に行ってみましょう。
移動手段は、赤ちゃんの体調に合わせやすく、いろいろと融通のきく車がおすすめです。車であれば、泣き声などで周囲に気を遣わずに済みますし、トランクなどに赤ちゃん用グッズを入れておくこともできます。
ママがリラックスしていると赤ちゃんも安心するもの。ゆったりした余裕のあるスケジュールを立てて、赤ちゃんも楽しめそうなスポットに連れて行ってあげましょう。
写真撮影は外せない! かけがえのない時間を形に残そう
赤ちゃんは本当にかわいらしく、ずっと見ていても飽きないですよね。そんなかわいい時期を、まずはしっかり写真に残しましょう。
とはいえ、いつもと同じように写真を撮るのでは、なかなか「記念日の特別感」が出ないものです。できれば、かわいがってくれている祖父母や親戚を誘って、いっしょに写ってもらってみてはいかがでしょうか。
将来、子供が大きくなったころに「1際の誕生日会に、みんな集まってくれたんだよ」などと、写真を見せながら話してみるのもいいでしょう。きっと、たくさんの人から愛されて育ったことが感じられるはずです。
【番外編】飾りつけやフォトスタンドで「特別感」を演出しよう
「特別な写真」といっても、なかなかアイディアが浮かばないかもしれません。そんなときは、フォトスタンドを活用してみたり、部屋に飾りつけを施してみるのもおすすめです。
【まとめ】本人の記憶には残りづらい1歳の誕生日。だからこそ形に残そう
初めての誕生日は、両親にとってはとても感慨深いものですよね。一方で、祝ってもらった本人は「小さすぎて覚えてない!」という方がほとんどでしょう。だからこそ、「形に残るお祝い」を取りいれるのがおすすめです。
いつか大きく成長したときに、「こんな誕生日だったんだよ!」と盛り上がるような誕生日祝いにできるといいですね!