赤ちゃんがお腹にいる幸せな時間を、マタニティフォトとして記録に残す人が増えています。
いざ、「マタニティフォトを撮りたい」と思っても、いつどこで撮るものなのか、どのような衣装を着たらよいのかよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おしゃれなマタニティフォトを撮影する方法や後悔しないためのポイント、おすすめのポーズなどを紹介します。
目次
マタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、赤ちゃんがママのお腹にいる間に撮影する写真のことです。海外セレブや芸能人がマタニティフォトをSNSにアップしたことをきっかけに、その名が広まりました。
今では有名人だけでなく、一般の中にもマタニティフォトを撮る人が増えています。「せっかくだから写真を撮っておきたい」と思う人が増えてきたようです。
赤ちゃんがお腹にいる時間は限られています。マタニティフォトを撮っておけば、赤ちゃんに会えるまでのワクワクした気持ちや、出産に対するドキドキ感、妊娠中の幸せな気持ちを写真として残すことができるでしょう。
マタニティフォトで後悔しないための5つのポイント
マタニティフォトで後悔しないためのポイントは、以下の5つです。
1. 撮影はお腹が目立ってきてから
マタニティフォトといえば、大きなお腹が特徴です。そのため、お腹が目立ちにくい時期に撮影をするとマタニティらしさのない写真になってしまいます。
お腹の大きさには個人差がありますが、マタニティフォトを撮るなら妊娠28〜36週(7〜9ヶ月)くらいの時期がおすすめです。撮影の時期については、後ほどさらに詳しく解説します。
2. 無理をしない
妊娠中の女性の体は、疲れやすく体調を崩しやすいため無理は禁物です。「素敵な写真を撮りたい」という気持ちはわかりますが、少しでも体調に違和感があれば撮影を延期しましょう。こまめに休憩をとることも大事です。
体調に不安があったり小さな子どもがいて移動が難しい場合は、自宅で撮影するのもおすすめですよ。
3. お腹の毛を処理しておく
マタニティフォトは、大きくなったお腹が主役です。そのため、お腹まわりの毛もばっちり写ってしまいます。
妊娠中はホルモンバランスの関係で、毛深くなる人も少なくありません。普段お腹に毛が生えていない人でも、毛が生えてくる可能性があるので、撮影前に確認しておくことをおすすめします。
4. どのような写真を撮りたいか考えておく
それぞれ理想とするマタニティフォトのイメージがあるはずです。撮影当日に慌てないよう、どのような写真にしたいか、誰と撮りたいかなどを考えておきましょう。
» 「マタニティフォトはどこで撮る?」の章へ
» 「おしゃれなマタニティフォトのおすすめポーズ」の章へ
5. 小物や衣装の準備を忘れずに
自分のイメージするマタニティフォトのコンセプトに合わせて、小物や衣装の準備をしておく必要があります。撮影小物は、エコー写真やぬいぐるみ、ベビー服などが人気です。
マタニティフォトはいつ撮るの?
マタニティフォトを撮りたいと思ったとき、真っ先に頭に浮かぶのは「いつ撮ろう?」ではないでしょうか。
マタニティフォトは大きくなったお腹が主役なので、先述した通り、お腹が目立ってくる妊娠28〜36週(7〜9ヶ月)くらいの時期がおすすめです。
ただし、お腹の出具合には個人差があります。人によっては、8カ月に入ってもお腹が目立たないという人もいるでしょう。その場合は、お腹の様子を見ながら撮影日を決めることになります。
そうはいっても、出産は予定通りにはいかないもの。撮影日よりも早く赤ちゃんが産まれる可能性もあります。そのため、遅くても正期産(妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産)に入る前には撮影を済ませておきましょう。
また、冬の寒い時期はお腹を冷やす恐れがあるので、撮影場所や時間帯、衣装を考慮したうえで写真を撮ることも大切です。
以下の記事もあわせてご覧ください。
マタニティフォトはどこで撮る?
マタニティフォトを撮影する場所に決まりはありません。自分が撮りたいマタニティフォトのイメージに合わせて、撮影場所を選びましょう。
人気の撮影スポットは、以下の通りです。
リラックスして撮影できる「自宅」
リラックスして撮影できる自宅は、マタニティフォトの撮影場所にぴったりです。
自宅なら移動する必要がないので、体調に不安がある人や小さな子どもがいる人でも安心して撮影できます。ペットと一緒にマタニティフォトを撮りたい人にもおすすめです。
三脚があればセルフでも撮影できますが、よりクオリティの高い写真を撮るには出張カメラマンを手配するのも良いでしょう。
いつもと違った雰囲気の写真が撮れる「フォトスタジオ」
フォトスタジオには、普段とは違った雰囲気で撮影できるメリットがあります。スタジオ専属のカメラマンが撮影するので、クオリティの高いマタニティフォトが撮れるでしょう。天候に左右されないのも嬉しいポイント。寒い冬でも安心です。
気分転換にもなる「屋外」
マタニティフォトを屋外で撮るのもおすすめです。ひと口に屋外といっても、近所の公園から遠くの海までさまざまな場所があります。
自然あふれる公園や海を見ながらの撮影は、良い気分転換にもなるでしょう。
ただし、屋外での撮影は光の加減や明るさなどの調整が必要です。セルフでマタニティフォトを撮るのは難しいので、家族や出張カメラマンと一緒に撮影することをおすすめします。
マタニティフォトはどんな衣装を着るの?
マタニティフォトの衣装に決まったルールはないので、お好みの格好で撮影することができます。
お腹を出して撮影する人が多いため、お腹部分があいている衣装が定番ですが、「どうしてもお腹を出したくない」という人は、もちろんお腹を出さずに撮影しても問題ありません。
ここからは、マタニティフォトに使いたい、おしゃれな衣装を紹介します。
ペアルックに最適「ジーンズ+無地Tシャツ」
ジーンズに無地のTシャツを合わせたシンプルなスタイルは、夫婦や子どもと合わせやすいので家族写真にぴったりです。
お腹を出すことに抵抗がなければ、Tシャツを胸の下くらいまで上げて撮影します。清潔感のあるマタニティフォトが撮れるでしょう。
マタニティフォトの定番「ブラトップ(チューブトップ)」
マタニティフォトの定番衣装といえば、ブラトップ(チューブトップ)です。ブラトップとは、バストカップのついたインナーのこと。お腹を出した状態をしっかりキープできるので、ベリーペイントをする場合にもおすすめです。
最近では、レース付きのタイプやモコモコした生地のものなど、デザイン性が高いブラトップも多数販売されています。いろいろなカラーのブラトップがあるので、お好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。
柔らかな印象を演出する「ワンピース」
マタニティ服の定番、ワンピースはマタニティフォトでも活躍するアイテムです。
たとえば、体のラインが出るニットワンピなら、お腹の大きさを実感できます。ふんわりとしたワンピースなら、妊婦さんらしい柔らかい雰囲気の写真が撮れるでしょう。肌を露出したくない人にもおすすめです。
番外編① ”お腹を出さない”写真撮影のポイント
先述した通り、マタニティフォトはお腹を出さないで撮ることも可能です。お腹を出さずに撮影することで、ナチュラルな写真を撮ることができたりお腹の冷え対策になるといったメリットがあります。
「衣装でお腹の大きさがわかりにくくなってしまうのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、ポイントを押さえて撮影すれば心配無用です。
お腹にフィットする衣装を選んだり、お腹に手を添えるようなポーズを取り入れれば、お腹の大きさも伝わる素敵な写真が撮れるでしょう。
詳しくは以下の記事も参考にしてくださいね。
番外編②「ベリーペイント」
ベリーペイントとは、「マタニティペイント」とも呼ばれる、お腹に描く絵のことです。海外では、このベリーペイントが安産のおまじないになるといわれています。
特にルールはないため、プロのアーティストに頼んだり、パートナーや子どもに書いてもらったり。描く方法はもちろん、デザインもさまざまです。お腹に絵を描くなんて、人生でそう何度も体験できることではありません。ベリーペイントをしたマタニティフォトは、きっと一生の思い出になるでしょう。
おしゃれなマタニティフォトのおすすめポーズ
おしゃれなマタニティフォトを撮るなら、ポーズにもこだわりましょう。
お腹に手を添えて
大きなお腹に手を添えた写真は、マタニティフォトの定番です。大事そうにお腹を抱える手から、赤ちゃんへの愛情が伝わります。そのほか、パートナーや子どもの手をお腹に添えるポーズも人気です。家族みんなで赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子を表現できます。
お腹に話かける
マタニティフォトでは、妊婦さんのお腹にパートナーや子どもが話しかけるポーズも人気があります。夫婦のやさしい雰囲気があふれた一枚です。
パパと一緒にシンクロポーズ
夫婦で同じポーズをすることで、おちゃめな写真が撮影できます。たとえば、大きなお腹をした妊婦さんの隣でパートナーもお腹を出すなど、仲のよさが伝わる幸せいっぱいの写真が撮れるでしょう。
以下の記事で他にもたくさんの撮影アイデアを紹介しています。あわせて参考にしてくださいね。
【まとめ】後悔しないおしゃれなマタニティフォトを撮ろう!
マタニティフォトは、一生のうちに何度も撮れるものではありません。そのため、ママの中には「マタニティフォトを撮っておけばよかった」と後悔している人もいます。
クオリティの高いマタニティフォトを撮りたいなら、プロのカメラマンによる出張撮影もおすすめです。赤ちゃんがお腹にいる時間はあっという間。マタニティフォトで思い出を残しつつ、1日1日を大切に過ごしてくださいね。