我が子が入学・入園するとき、記念写真を撮りたいと考えるパパやママは多いのではないでしょうか。家族写真を撮影したい人、園や小学校の前で撮りたい人などさまざまです。せっかくの記念写真ですから、思い出に残る素敵な写真を撮りたいですよね。
そこで今回は、入学・入園の記念写真はいつ撮るのか、どのような撮り方・構図がよいのか、また、当日撮影し忘れたときの対処法について解説します。
目次
入学・入園の記念写真はいつ撮るの?
入学・入園の記念写真は、一般的に入学式・入園式の当日、または3〜4月の別日に撮ります。
入学式・入園式当日に撮影するメリット・注意点
入学式・入園式当日に写真を撮ると、当日ならではの雰囲気や緊張する我が子の表情を残すことが可能です。ただし、入学式・入園式当日は忙しいため、ゆっくり写真を撮る時間がないケースもあります。
なかには、「当日はバタバタしていたから写真を撮り忘れた」という人もいるようです。また、式当日は子どもが疲れてしまい、不機嫌になる恐れもあります。「無理に撮影したせいで、笑顔の写真が一枚もない」といった失敗例もあるため、注意が必要です。
式当日以外に撮影するメリット
一方、入学式・入園式とは別の日に記念写真を撮る日を設ける人も少なくありません。別の日に撮影すると、入学式や入園式では見られないような笑顔の写真が撮れます。入学式・入園式では思っていたような写真が撮れず、後日改めて記念写真を撮り直す人もいるようです。別日の撮影は時間に追われることなく、ゆっくり記念写真を撮りたい人に人気があります。
また、桜の開花に合わせて記念写真を撮る人も少なくありません。式当日に桜が咲いていなくても、桜が満開のベストなタイミングで撮影できるのも別日に撮影するメリットです。
入学式・入園式当日の写真撮影のポイント
入学式・入園式当日に写真を撮る場合は、以下のような撮り方が一般的です。
出発前、自宅の前や玄関先で
入学式や入園式に出発する前に、自宅の前で写真撮影する人も少なくありません。戸建ての場合は玄関の前で、集合住宅の場合はエントランスの前で撮影します。
撮り方は子どものみを撮影するケースと、三脚とセルフタイマー機能を使い家族揃って撮影するケースなどさまざまです。人の目を気にしなくてよいので、自然な表情の写真となるメリットがあります。
また、ペットを飼っているお宅では、ペットが撮影に参加するケースもあるようです。ペットと一緒に記念写真が撮れるのも、自宅前ならではといえるでしょう。
到着後に「入学式」「入園式」の看板の前で
記念写真の定番は、「入学式」「入園式」の看板前で撮影する方法です。園や学校によっては日付が入っている看板もあるので、記念写真にぴったりではないでしょうか。当日にしか撮れない入学式・入園式前で緊張している子どもの表情も撮影できます。
ただし、看板前で写真を撮りたいという人は多いので、写真待ちの人が看板前に行列をつくっている可能性が高いです。看板の前での撮影を希望する場合は、入学式・入園式に遅れないよう、早めに到着しておく必要があります。
閉式後に教室や校庭・園庭などで
入学式・入園式が終わってから、教室や校庭・園庭などで記念写真を撮る人もいます。子ども自身も式が無事に終わり、ほっとしているタイミングなので、自然な笑顔の写真が撮れるはずです。時間に追われる心配がなく、友達との記念写真も心置きなく撮れるでしょう。
しかし、閉式後の教室や校庭・園庭は混雑しているので、他の子が写り込んでしまったり、思った通りの写真が撮れなかったりするデメリットもあります。また、学校や園の中には、式が終わったら速やかに帰るようルールを設けているところもあるため注意が必要です。
別日に記念写真を撮るときのポイント
入学式や入園式当日に写真が撮れなかった場合は、別日に改めて撮影することをおすすめします。子どもの成長はあっという間です。ピカピカのランドセルを背負う姿や、ぶかぶかの制服を着ている姿は、その時期にしか見られません。写真に残しておけば、よい記念になるはずです。
ここでは、別日に撮る記念写真のアイデアを紹介します。
<時期>おすすめは3月後半〜4月前半の桜シーズン
おすすめは、入学式・入園式前の3月後半~4月前半の時期です。この時期なら、満開の桜をバックに写真を撮ることができます。近所に、桜並木やお花見ができる公園はありませんか。普段から行き慣れている公園なら、子どもの自然な笑顔を引き出せます。
<人数>家族や友達など自由に
別日なら、子どもの写真はもちろん、家族の記念写真もゆっくり撮影できます。写真に写るメンバーは、子どもや兄弟、パパやママなどが一般的です。そのほか、子どもの友達や祖父母を呼んで撮影する人もいます。記念写真に写るメンバーに決まりはないため、難しく考える必要はありません。子どもの入学・入園を一緒に喜んでくれる人との撮影をおすすめします。
<服装>フォーマル・カジュアルお好みで
別日に撮る場合であっても、入園や入学の記念撮影なので、制服やフォーマルスタイルで撮影する人も多いようです。その際、子どもだけが入学式や入園式の格好だと違和感があるので、家族写真を撮る場合は、両親や祖父母もフォーマルスタイルで揃えた方がよいかもしれません。
そうはいっても、制服やフォーマルスタイルにこだわらず、カジュアルな服装で写真を撮る人もいます。入学式・入園式のスタイルは式当日に撮るため、別日の撮影は普段通りの自然な写真を撮りたいという理由からです。記念写真に正解はないので、それぞれの家族が、それぞれの家族らしい写真を撮ればよいのではないでしょうか。
一方、家族の写真を撮るときにいつもカメラマン役をしているパパもしくはママが、全く家族写真に写っていないといった悩みを抱えている人もいるでしょう。せっかくの家族写真ですから、家族みんな揃って撮影したいですよね。
入学・入園の記念写真は出張撮影がおすすめ
そのようなときにおすすめなのが、プロカメラマンによる出張撮影です。出張撮影なら、普段カメラマン役をしているパパやママもモデルとして家族写真に参加できます。たとえば、桜咲く公園で撮影すれば、桜をバックにクオリティの高い写真を撮ってもらえるでしょう。桜と子どもの写真はどちらにピントを合わせるべきか、どのような構図で撮影すればよいか、素人にはレベルが高いのでプロにお任せするのが一番です。
入学・入園写真のおすすめの撮り方・構図
入学・入園における記念写真のおすすめの撮り方・構図は、以下の通りです。
園や学校を背景にして
入学式・入園式の記念写真は、入園する幼稚園・保育園、入学する小学校・中学校・高校・大学をバックに撮影する方法があります。入学式・入園式は混雑している門周辺も、別日なら空いているため他人が写り込む可能性も低いです。校門の前や、園庭・校庭の木の下など、園や学校ならではの景色と一緒に撮影しましょう。
子どものソロショット
入園・入学の記念写真は、子どものソロショットを撮る人も珍しくありません。撮影する際は、正面からカメラをのぞき込む姿や全身ショットなど、どのような写真を撮りたいかあらかじめ考えておくとスムーズです。
ランドセルや花びらを活かしたパーツショット
ピカピカのランドセルや帽子など、アイテムをメインにした写真も映えます。手のひらに桜の花びらを乗せた、パーツ撮影もおすすめです。たとえば、兄弟で手をつなぐ姿は、つないでいる手だけをアップにしてもよい写真が撮れますよ。
桜の木の下で撮る兄弟ショット
おすすめは、桜の木の下で撮る兄弟ショットです。桜を見上げる兄弟の写真は、成長を感じる1枚になります。桜をバックにした後ろ姿にすれば、顔出しNGとしているSNSにもアップ可能です。LINEのアイコンにもおすすめ。
家族写真は複数のパターンで
せっかくの記念写真ですから、家族揃って撮影したいという人も多いのではないでしょうか。家族写真を撮るときは、正面から全身を撮影するスタンダードな集合写真はもちろん、動いている姿を撮影する方法もおすすめです。子どもがパパやママに駆け寄ってくる姿や、桜の木の下で子どもを「高い高い」する姿、芝生で寝転ぶ姿など、普段の様子が垣間見える写真もよい写真になるでしょう。
【まとめ】入学・入園式の記念写真は忘れずに撮ろう!
入学式や入園式は、子どもの成長を実感するイベントの1つです。そのときにしか見られない表情や姿を写真に撮っておけば、大切な宝物になります。撮り方・構図は、家族によってさまざまです。それぞれの家族らしい写真を撮影しましょう。ぜひ、園や小学校だけでなく、中学・高校・大学の入学式でも記念写真を撮って、宝物を増やしてくださいね。