子供の着物姿・ドレス姿が楽しみな七五三。かわいらしさと華やかさをさらにアップさせるために、「造花を使った髪飾り」を手作りしてみませんか?
造花とつまみ細工を組み合わせて作る「七五三の髪飾り」の作り方を写真つきで解説します。
造花を使った髪飾り。材料、道具、基本パーツの作り方
材料
- バラの造花(1つ)
- ちりめん
6cm×20cm程度のちりめん(1枚)※造花の飾りに使用します
2cmのちりめん(18枚)
3cmのちりめん(12枚)
7cm×4cm程度のちりめん(1枚)
3~4cmのちりめん(3枚) - パール玉
5mmのパール玉(3つ)
3mmのパール玉(6つ) - 打紐
26cm(1本)
31cm(1本)※ワイヤーより5cm程度短い長さ - 長さ36cm・太さ0.35mmのアレンジワイヤー(4本)
※2本は半分に切っておく - 直径2cmの円形に切った厚紙(3枚)
- バレッタ(1個)
- フローラルテープまたはペーパーヤーン(適量)
道具
- ハサミ
- ピンセット
- 目打ち
- ボンド
基本パーツの作り方
つまみ細工の「花びらパーツ」の作り方はこちらをご覧ください。
造花髪飾りの作り方
1, 造花の下準備をします
バラの造花の茎を外します。茎が刺さっていたプラスチックの出っ張りは切り落としておきましょう。
2, 造花にちりめんを飾りつけます
6cm×20cmのちりめんを、造花の花びらと同じぐらいの大きさの楕円形に切ります。
バランスを見ながら、ちりめんの片面にボンドをつけ、造花の花びらに差し込むようにして接着します。枚数も好きな量で調整してください。
接着が終わったら少し乾かします。
3, 花の土台を作ります
直径2cmに切った厚紙の中央に穴を開け、半分の長さ(18cm)に切ったワイヤーを通し、ワイヤーの先を3~4cmほど曲げて抜けないようにします。(後に、この曲げた側に花を乗せていきます)
3~4cmのちりめんの中央に穴を開け、ワイヤーに通していきます。このちりめんで、土台の厚紙を隠します。この花の土台は計3個作ります。
4, 丸つまみを作ります
丸つまみを2cmのちりめんで合計18個作ります。(※丸つまみの作り方はこちら)
5, 丸つまみを土台に乗せていきます
3で作った土台の、ワイヤーを曲げた側にたっぷりボンドをつけます。丸つまみ1つずつにもボンドをつけながら、丸みのあるほうを外側にして花のような形にします。
6, 花のパーツを仕上げます
中央にボンドをつけ、3mmのパール玉を乗せます。丸つまみの根本が隠れるようにしましょう。このパーツを3つ作ります。
7, 打紐にワイヤーを差し込みます
36cmのアレンジワイヤーを、31cmの打紐に差し込みます。どんどん差し込んでいき、ワイヤーが残り5cmほどになった時点でいったん止め、打紐の「ワイヤーが入っていない部分」を切り落としましょう。
8, 打紐の形を整えます
ワイヤーの入った打紐をクルクルと2回丸め、ハート型のような形を作り、7で余ったワイヤーでまとめます。
9, 垂れ糸を作ります
26cmの打紐を2つに折り、折り目部分にワイヤーをくくりつけ、打紐をバレッタに固定します。
3cmのちりめんで丸つまみを12個作ります。丸つまみを2つずつボンドでくっつけて、ハート型のようなパーツにします。
バレッタから垂れている打紐に、それぞれ3セットずつハート型のパーツをつけます。ハート型の先端部分にパールを1つずつ接着し、乾かします。
10, 各パーツをまとめます
8で作ったハート型の打紐、3本の花、垂れ糸をまとめます。フローラルテープ、ペーパーヤーン、もしくは余ったワイヤーで3つをまとめましょう。
11, バレッタに10のパーツを固定します
バレッタの留め具を開きます。打紐と花をまとめたパーツを、ワイヤーでぐるぐるとバレッタに巻きつけて固定します。このとき、ワイヤーの先を4~5cm残しておきましょう。(この部分は造花を固定するときに使用します)
12, バレッタのワイヤーを造花に差し込みます
造花の茎が刺さっていた穴にボンドを流し入れます。11で残したおいたワイヤーにもボンドをつけ、ワイヤーを造花に差し込みます。
13, ワイヤー部分をちりめんで隠します
バラを固定する位置を確認しながら、7cm×4cmのちりめんにボンドをつけ、バレッタに巻きつけたワイヤー部分を隠します。
14, 造花をバレッタに接着します
造花の裏面にボンドをつけ、バレッタにしっかりと接着します。
15, 全体のバランスを整えます
花、打紐、垂れ糸の位置を調整します。乾かして、バレッタの留め具をもとに戻したら完成です!
【まとめ】色の組み合わせは自由自在。バリエーションを楽しもう
今回は「白バラの造花」「チェリーピンクの打紐」「コーラルピンクのちりめん」という組み合わせで作りましたが、色合いを変えて作ってみるとまた違った雰囲気に仕上がります。
ご紹介した作り方の手順を参考にしつつ、ぜひオリジナルの組み合わせも楽しんでみてくださいね。