かわいい赤ちゃんのお宮参り。子供にとっては、初めての大イベントだといえますね。
しかし、産後間もないママにとっては「うれしいけど、ちょっと大変なイベント」であるのも事実。体調、体型の変化、お肌の調子など、気になる部分がたくさんあるのではないでしょうか。
せっかくのお宮参りをどう迎えればいいのか? 先輩ママの体験談も交えつつ「服選び・メイクのポイント」をお悩み別にご紹介します!
目次
【服選び】お腹まわり・胸の張りが気になる場合
産後のママが気になる部分といえば、やはり「お腹」ではないでしょうか? まだぽっこりと出ていたり、お肉が少したるんでいるかもしれませんね。
また、胸が張っている場合は「服にこすれて痛い!」という方もいらっしゃるでしょう。さらに、外で授乳をする際には「授乳しやすいかどうか」も考えて服選びをする必要があります。
お腹まわり・胸の張りが気になる場合は「体型をカバーしてくれるシルエット」「やわらかく、ゆったりした素材」「授乳しやすいしくみ」という3つの基準で服選びをしましょう。
ゆったりめのワンピースで体のラインをカバー
お腹がぽっこり出たままだったので、体のラインが出る服には抵抗がありました。また、胸が張りやすく、下着や服にすれるのが痛かったです。
【こんなふうに解決!】
お腹の目立ちにくい、ゆったりとしたワンピースを着ました。また、すぐ胸が張ってしまうので、授乳しやすいように「前開きのワンピース」を選びました。
授乳用ワンピースで授乳も楽チン
長時間授乳していないと、母乳がしみてきてしまうことが気になっていました。また、お宮参りの前に乳腺炎になったこともあり、その点も気になっていました。
【こんなふうに解決!】
ゆったりとした授乳口つきワンピースを着ました。体を締めつけないストンとしたシルエットで、とっても楽チンでした。胸を締めつけないシルエットのおかげで、乳腺炎も悪化せずに済みました。
【服選び】脚のむくみが気になる場合
手や顔など、さまざまな箇所にあらわれる「むくみ」。なかでも「脚のむくみが気になる」というママは多いのではないでしょうか。お宮参りでスカートを履くときには、次の2つの点に注意することで脚をすっきり見せることができますよ。
黒タイツ・ストッキングで引き締め効果
産後間もないことから、脚のむくみ・太さが気になっていました。あまり脚を見せたくないな、と思っていました。
【こんなふうに解決!】
最初、脚を見せたくなかったのでパンツスタイルにしようかと思っていました。ですが、パンツのほうがお尻・太ももの大きさが目立ってしまったので、太ももが隠れる長さのスカートに黒いタイツを組み合わせてほっそり見えるよう工夫しました。
低め・太めのヒールで、安定感を保ちつつすっきり見せる
脚のむくみが気になっており、ストッキングも履きづらいなと感じていました。パンパンにむくんでしまっていたので、どうしても露出するのに抵抗がありましたね……
【こんなふうに解決!】
低めのヒールを履くことで、むくんだ脚をちょっとでもすっきり見せるようにしました。お宮参りでは赤ちゃんを抱っこすることになるので、低いだけでなく、太めで安定感のあるヒールがオススメです。
【服選び】動きやすさを重視する場合
意外と動くことが多いお宮参り。靴を脱いでお座敷に上がったり、ご祈祷中に立ったり座ったりするため、「動きやすさ」が重要になってきます。動きやすさを重視する場合には、次の点に注意して服選びをしてみましょう。
やっぱり動きやすいパンツスタイル
お宮参りのころ、手持ちのスーツを着られるぐらいには体型が戻っていました。ただ「そもそもどんな服が適切なのか」がわからず……服選びに迷っていました。
【こんなふうに解決!】
考えた結果、手持ちのパンツスーツで行くことにしました。抱っこ・オムツ替え・授乳などなど、いろいろやることがあるだろうなと思ったためです。スカートと迷いましたが、動きやすいパンツにしてよかったです!
素材を工夫すれば「ペタンコ靴」でもきちんと見える!
服選びというよりも、ヒールがある靴で外出することに少し不安がありました。赤ちゃんを連れての外出だったので、なおさら心配でした。
【こんなふうに解決!】
ちょっと思いきって、ヒールのない「ペタンコ靴」を選びました。カジュアルに見えすぎないよう、パープルのベロア素材でフォーマル感のあるものを選び、服に合わせました。
【番外編】服選びについてもっと詳しく知りたい方はこちら
【メイク】肌荒れが気になる場合
寝不足による吹き出物・カサカサ肌など、産後間もないお肌はついつい荒れがちですよね。基本的なスキンケアを怠らないようにしつつ、可能であればフェイスパックなども使用してみましょう。
パック、マッサージなどで肌を整える
私は顔のむくみがひどかったので、お宮参りの前にサロンでリンパマッサージをしてもらいました。また、ちょっとでも健康的に見えるよう、パックをしてから当日に臨みました。
ファンデーション・コンシーラーは塗りすぎに注意
お産疲れや寝不足で肌が荒れているからといって、コンシーラーやファンデーションをあまりに塗りすぎるのは禁物だと思います。肌荒れがさらに目立ったり、顔だけケバくなったりで大変です。基本的なスキンケアをして、ナチュラルメイクで臨むのがいいと思いますよ。
【メイク】顔色の悪さが気になる場合
産後1ヶ月ごろのママは、産後疲れ・寝不足などで顔色が悪くなりがちです。そんなときは、無理に濃いメイクをするよりも、ナチュラルメイクをベースにチーク・リップといったポイントメイクを工夫することで、顔色を明るく見せましょう。
ナチュラルメイク+チーク・リップで顔色を明るく
お宮参りでは写真を撮ることも多いと思いますが、産後間もないママはどうしても「疲れ顔」になりがちです。そんなときは、チーク・リップをいつもより少しオレンジ味の強いものにすると表情が明るく、健康的に見えます。
お宮参りの時期は寝不足になるママが多いと思いますので、肌色に特に注意してメイクすることをオススメします。たとえば、全体としてはナチュラルメイクで、チークをオレンジ系、リップをほんのりピンク系にすると健康的な顔色になるのではないでしょうか?
【まとめ】無理のない範囲で、お宮参りを楽しもう
「生後1ヶ月目のお祝い」と聞くとつい身構えてしまいそうですが、あまり無理をするのは禁物です。特に、第一子で慣れない育児に追われているのであれば、なおさら無理をしてはいけません。
伝統行事を盛大にお祝いすることはもちろんステキなことですが、なによりもまず「赤ちゃんとママの体調」を優先して、思い出に残るお宮参りにしましょう!