「お手伝い」が子どもを育てる! 成長につながるお手伝いと、頼み方のコツ

長い夏休み。お子さんたちがずっと家にいるという状況を、ママたちも持て余し気味になってきたのではありませんか?

そんなときだからこそ、子どもたちを誘って「お手伝い」をさせてみましょう。子どもの成長・教育にもつながる、楽しいお手伝いをご紹介します。

お手伝いにはどんな教育効果があるの? 子どもの成長につながるこんな効果が

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お手伝いの効果は実に多彩です。ママたちのなかには「お手伝いをさせるなんてめんどう。余計に仕事が増える」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、お手伝いが子どもの成長に役立つとしたらどうでしょう?ちょっと試してみたくなりませんか?

お手伝いにはこんな効果がある! 4つの教育効果

  1. 規則正しい生活が身につく
  2. 責任感が芽生える
  3. 計画を立てて行動できるようになる
  4. コミュニケーション能力が身につく

お手伝いそのものにも教育効果はありますが、お手伝いをする過程で得られる教育効果が高いと言われています。

手先が器用になる、段取りができるようになるといったことだけではありません。「わからないことをママに確認する」という作業が、コミュニケーション能力の成長に一役買ってくれます。

楽しく、教育にもつながるお手伝いは? おすすめのお手伝い

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まず「楽しいお手伝い」からはじめるのがコツ

子どもたちは楽しいことに興味を示します。逆に言えば、日ごろママが楽しそうにやっていない家事には興味を示しにくいということです。

これ幸いとばかりに、窓ふき・草むしりなど、めんどうだからと先延ばしにしているような作業をさせようとしても、子どもは嫌がるだけでしょう。

ゴミ出し、お掃除、洗濯物をたたむなど、子どもたちにしてもらいたいお手伝いは山ほどあります。しかし、お手伝いを習慣づけるためには「楽しいお手伝い」と「あまりやりたくないお手伝い」をセットにしたほうが、長く続くと言われています。

お手伝いをさせたいのなら、まず「楽しい」ものからスタートさせていくのがコツです。

楽しく、ママの負担にもならない「カンタンお料理」のお手伝い

子どもたちは「楽しい作業」をやりたがります。そこでおすすめしたいのが「お料理のお手伝い」です。

とはいっても、ケーキやハンバーグといった大がかりな料理である必要はありません。むずかしい作業があるものもステキですが、まずは「夕飯の一品」を作ってもらいましょう。

幼稚園時にもできるお料理レシピ

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「みそだま」

  1. お好みのお味噌を用意し、乾燥わかめを混ぜてこね、ピンポン玉より少し小さいくらいのボールを作ります。
  2. それにとろろ昆布をまいて完成です。粉末のかつおだしなどはお好みで混ぜ込んでください。
  3. お椀に入れ、お湯を注いだらみそ汁の完成です。

※キャンディのようにラッピングしてお客様を喜ばせることもできます! 冷蔵庫で3日程度保存できます。

「切り干し大根とひじきの和え物」

  1. 切り干し大根をはさみで食べやすいサイズに切り、ひじきといっしょに水で戻します。
  2. やわらかくなったら水気を切り(ぎゅっとしぼり)、おしょうゆ・酢・ごま油で味をととのえて完成です。
  3. お好みで、ゴマや水菜などを加えてもおいしいです。水菜もはさみでカットしてくださいね。

※切り干し大根もひじきも火を通さずに食べられるって驚きでよね。歯ごたえがあっておいしいですよ。

「ミニつくね」

  1. 鶏ひき肉に、はさみで細かくした切り干し大根、味噌(お好みの味噌を適量)を入れ、よく混ぜます。
  2. ミニサイズのハンバーグのようにうすくして、うっすらと油をしいたフライパンで焼いたら完成です。

※ホットプレートでもできます。

火・包丁を使わずに作れるメニューがおすすめ

紹介したレシピは、筆者の子どもたちが料理教室で学んできたものです。

「病気などでママがごはんを作れないとき、買い物に行かなくてもだいじょうぶなように」ということで、包丁を使用せず、なるべく火も使わずに、準備できるものになっています。

お手伝いをお願いするときの5つのポイント

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子どもたちにお手伝いをさせたいとき、親はついつい強制してしまいがちです。でも、お手伝いからなにかを学んでほしいと思うのであれば、以下のことに気をつけましょう。

  1. 命令するのではなく、お願いする
  2. 急かさず、辛抱強く待つ
  3. 失敗しても怒らない・イライラしない
  4. 笑顔でそばにいる
  5. 仕上がりだけでなく、作業の過程もほめてあげる

料理を手伝ってもらう場合、準備や調理だけでなく、後片付けまでいっしょに取り組むようにしましょう。

洗い物をしてもらうことを前提に、小ぶりの食器・割れない素材の食器を使用したほうがいいですね。もし洗い方が不十分でも、その場で怒ったりせず、後から洗いなおしてください。

子どもたちにお手伝いを続けてほしいのであれば、最初からむずかしいことをさせるのではなく、カンタンなことを積みかさねていきましょう。

【まとめ】お手伝いは新たな学びのきっかけにも。

料理という楽しいお手伝いをすることで、ゴミの分別、ゴミ出し、食器洗い、買い物など、たくさんの過程を学びます。

たとえば、子どもの料理は床も汚します。そうすると、お掃除の必要性も体感しますね。家庭科だけではなく、理科(環境学)や社会(食品の産地)など、お手伝いは多様な学びのきっかけとなります。

ぜひ料理をきっかけにして、お手伝いの幅をひろげてみてください!

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