七五三やお宮参り。
それぞれ子供の健やかな成長を願う大切な儀式。
神様に参拝するのが本来の目的なのはみなさんご存知ですね。
神社は神様が祀られている場所。
記念撮影も大事ですが、神様に失礼となってしまっては元も子もありません。
誰だって自分の家で知らない人に好き勝手されたら嫌ですよね。
とはいえ
「神社での撮影は初めて…」
「神社での撮影って何を気をつければいいの?」
という方も多いのではないでしょうか。
最近では神社での参拝マナーを紹介しているサイトもたくさんありますが、
ここでは“神社での写真撮影”にフォーカスして、撮影に際して気をつけることをご紹介していきます。
神様に失礼のないよう、また場所をお借りしていることを忘れないよう、最低限のマナーを心得て気持ちよく参拝しましょう!
目次
神社での撮影。何に気をつければいいの?
必ず事前に許可取りを!
神社は神様を祀る場所であり、オープンスペースではありません。
神社での出張撮影を希望される場合は、必ず事前に敷地内でプロのカメラマンによる撮影が可能かどうかを確認しましょう。
≪ 確認方法 ≫
確認をとる際は、下記の内容を伝えましょう。
・◯◯のために敷地内で出張カメラマンに撮影してもらいたいと考えているのですが、撮影は可能でしょうか
・もし禁止事項などがあれば教えてください
「撮影させていただく」という気持ちを忘れずに
本来神社は、神様に祈りを捧げるための場所。
鳥居をくぐる前に「撮影させていただきます」という気持ちを忘れずに。
当たり前のことですが、神様への敬いの気持ちが後回しにならないようにしましょうね。
他の参拝客へ気配りを
神社は多くの方が参拝にいらっしゃいます。
撮影に夢中になりすぎて、大声を出したり、正面のお賽銭箱の前や参道を長時間占領したりすると、他の参拝客のご迷惑になってしまうこともあります。
周りの状況をみて気配りをしましょう。
そこ、フラッシュ撮影OKですか?
神社によっては社殿内のフラッシュ撮影がNGというところもあります。
ご祈祷中の社殿内で撮影が許可された場合でも、フラッシュをたいて大丈夫かどうか確認しておきましょう!
その他気をつけたいこと
● 立入禁止や撮影禁止の札がある場所での撮影は絶対ダメ
当たり前ですね。
神社に限ったことではありませんが、その場所のルールを守って撮影しましょう。
● 社殿の欄干にのぼったり、むやみに調度品を触らないようにしましょう
小さいうちはいろんなものに興味を持ってしまうもの。
はしゃいで欄干にのぼってしまったり、はじめて見る社殿内の調度品を触ってしまうことがあります。
でも、勢いで落ちてしまったり、着物をひっかけたりして事故になっては大変。
危険のないよう、お子さんの行動には常に目を配るようにしましょう。
● モノを置く場所に気をつけましょう
撮影中、荷物が邪魔になってしまう場合があると思います。
ですが、お賽銭箱などに、不用意に荷物を置くのはやめましょう。
神社によっては荷物を置いておける場所や、控え室がある場合もありますので確認をとってみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ここでご紹介したのはあくまで基本のマナーです。
神社によっては違った注意が必要な場合もありますので、神社の方の指示に従い、気持ち良い参拝を心がけましょう。
神様への敬意も伝われば、自ずと写真も素敵になるはずですね!
( 監修:代々木八幡宮 禰宜 平岩 小枝 )